あくまで天使です。



誰が大根じゃっ!貴方。というベタな会話を交わし、私はひきつった笑みで月緋のほうを見た。


「うっ裏門から帰らない?」


今ならまだ即効走ったら間に合うよ!と目線で訴えるが


「面倒だわ。死ねば?」


辛辣な言葉で返されてしまった。


「お願い!そうしないと私のスクールライフが!」


先に行くよ!と有無を言わさず私は校舎のほうへと引き返す。