「えっ………私、B?」 さっき言ったじゃねえか!聞いてろトンチンカン!とは言われず、樹君はこくりとうなずいた。 「………やっ」 やったよおおお!おかあさーん! 天国にいる母も小躍りをしてくれているだろう。 私は樹君にぶんぶん頭を振り、肯定の意を示した。 彼はもう一度優しく微笑み、体制を整えた。