あくまで天使です。



「葉木………」


神様ー!これから絶対敬うから!なんなら私のとっておきのお菓子あげてもいいよ!


頼むうう!おいわかってんのか?私が樹君と一緒にならなかったら地蔵蹴っ飛ばしてやる!


「B組」


ほーらやっぱり!世の中うまくいかないもんなんだよなぁ。畜生神よ、明日あんたに向かって水鉄砲掛けて………ってアレ?


「葉木さん。また一緒だね」


小声で嬉しそうに報告してくる樹君に何も返せず、ただ綺麗な顔を凝視した。