あくまで天使です。



そんな私の唯一の安らぎの空間をぶち壊したのは


「おい。ナギサ、なんだよこのナヨナヨした坊主は」


やはりこの悪魔であった。


「ちょっ!べリアル!昼飯作らないよ!?」


脅してみたが、そっぽを向かれて舌を出されてしまった。


「葉木さん。こちらの方は?」


なんだよ!と目くじらを立てようとした私は、樹君の一言により冷静さを取り戻した。