「なんでよ!あんたスポーツ嫌いですー!って顔してんじゃない!」 「女子高生が汗水たらして白球を打っては取り打っては取り………これこそ青春だろ!」 「青春が何よもう!つーかあんた青春もの嫌いじゃなかった?」 「あっもちろんてめぇは女子高生の中には入ってねぇから」 「質問に答えろぉ!」 私たちがしょうもない応酬を続けていると、見かねたように月緋が走ってきた。 「んげっ!」 べリアルの口からカエルがつぶれたときの声が飛びだした。