「そうだな…。武力を前戦におく。後ろに魔法部隊だ。」


「なるほどな。分かった。こちらもそれに合わせよう。話はそれだけか?」


「あぁ。では、失礼する。」


レイは立ち、応接間を出ようとした。


「まてよ。」


ディルが呼び止めた。


「なんだ………んっ…!」


ディルが急にキスをした。


「な、何をするっ!?さっき何もしないと言っただろう!?」


「以外と純粋なんだな。嘘だよ。夫婦なんだからこれくらい普通だろう。」


不適な笑みを浮かべながら言った。


「それは父上が勝手に決めた事だ!私は望んでいない!!」


ディルは困ったような顔をした。

「そんなこと言われてもなぁ…。結婚しちまったんだ、夫婦であることには変わりはないだろう。」