「んで、なんの用だ?」

ディルは深く椅子に座り、レイに聞いた。


「…作戦の報告だ。」


レイかなり警戒している。


「そう硬くなるなよ。なんもしないって。」


「あの時にあんな事をしておいて、何もしないというのかっ!!」


レイは怒り混りに吐き捨てた。


顔を赤らめて。


しかし、ディルは冷静だ。


「へぇー。またして欲しいの?」


「んなっ!?なんでそうなるんだ!!!」


レイはさらに顔が赤くなる。


ディルは笑いながら答えた。


「冗談だって!んで、報告だろ?」



やっと本題に入った。