レイは次々に部隊配置を言い放った。


結果、魔法部隊は後ろからの援護、攻撃。


武力に前戦を任した。


徹底的に獣人に対抗するために、獣人1人に対して2人がかりで倒すことになった。



これで後は戦を待つだけだ。


しかし、レイは本当は戦はしたくない。


戦は命を奪うものだ。


それがレイは嫌いなのだ。


また、槍騎士としての騎士道にも反しているからだ。


レイの考える騎士道とは、一対一の戦い。動じない精神。そして正々堂々とした心を持つ事。


まず、同盟を組むという時点で騎士道を守れていないのだが……。


騎士道とは尊く、重いものである。