あの知らせから二日経ってしまった。


そう、結婚式だ。


式はルーファで行われることになった。


レイは無理矢理セイス国王に連れてこられた。


格好は鎧のままだ。


ドレスはコルセットで締め付けられるためレイはヒドく嫌っている。


「レイ様ようこそおいでくださいました。では、こちらへ。」


数人のルーファの従者がレイを連れにきた。


着替えさせるためだ。


「私はいかない!!絶対に!!!」


レイが駄々をこねている時、同じように駄々をこねている声が聞こえた。


「俺はいかないっ!!絶対だ!!」



似たような事を言っている。