「えー?うん、俺今デート中だけど爽ちゃんのために行ってあげるー!」
まだ通話中の航一さんから聞こえてきた言葉に耳を疑った。
……えっ、今ってデート中だったのっ?!
「そーいうことだから俺ちょっと行くね。今日の夕飯はいいからねー。」
「あ、はい!了解しました。」
そーいうことってどーいうことだか分からないけど笑顔で航一さんを見送った。
私は涼一さんを待つことにした。
さすが陸上部エースということもあって涼一さんは午後も沢山の女の子から声援を受けていた。
全校の女の子が沸いてるなか、後ろから話し声がした。

