私と航一さんの間に入ってきたのは、さっきまで大活躍をしていた涼一さんだった。
「涼一さん、お疲れ様でした!めちゃくちゃかっこよかったです!」
航一さんとにらみ合っていた涼一さんは、私へと視線を移した。
「真琴が見てたから頑張れたんだよ?」
…って!そんな優しい顔して微笑まれたら、顔赤くなっちゃうじゃないですかっ!
「何かっこつけてんだよ、クソ餓鬼が。」
「真琴に触んな、クソ兄貴が。」
あららら…?
険悪なムード?
「あ、あのっ!私、お弁当作ってきたんでそろそろ食べませんか?」
私が恐る恐る言うと、2人は目を輝かしながら私を見つめた。
「「食うっ!」」
2人は声を揃えて言った。
「かぶせんな、クソ兄貴。」
「あ?何言っ「あ!時間なくなるんで早く食べましょう!」

