ご主人様は誰っ?!




バチッと目が合うと
どくんっと心臓が跳ねた。



長めの前髪からのぞく2つの目は視線を反らすことをさせないくらい強くて、ちょっとつり上がっている。
鼻筋もスーッて通ってるし
肌もめちゃくちゃキレー…。



「ねぇ」


急に発せられた声は
甘く低い響きを放つ。



「は、はいっ!」



「俺の部屋の掃除はいいから。」



「へ?で、でもっ」


「他の奴にあんま触られたくない。」



ーカッチーン

なんだ、この俺様的な感じ!
感じわっるー。



「じゃ…失礼します。」



することがなくなった私はそそくさと部屋を出ようとする。



「あ。でも、」



まだ何かあるのかと思い振り返ると、ズンズンと近づいてきた。