「同じクラスの山本恵だよ!
よろしくー!昨日から瑞希さんのこと
気になってたんだぁ!
あっ!下の名前で呼んでもいーい?!」
す、凄い迫力。
私は少し後ずさりをして頷く。
「こら。瑞希さん困ってんじゃん。
…ごめんね。恵悪い奴じゃないんだけど。」
「あー…ごめん、真琴ちゃん。」
恵ちゃんがシュンとなった。
「ううん、全然大丈夫だよ。」
「私は神地志帆。恵とは幼なじみ、よろしく。」
恵ちゃんは
私とあんまり変わらない小さい子。
だけど明るさがにじみ出てる
ポニーテールの子。
志帆ちゃんは私と頭1個分くらい
背がおっきくて、
お姉ちゃんにしたいって感じで
黒のロングヘアーが似合ってる。