「待って、梨架!」 廊下を走る梨架。 梨架を追いかける私。 「待って!!」 「何よっ…」 ズキ… 振り向いた梨架は大きな目に大粒の涙が溜まって今にもこぼれ落ちそうで。 いつも笑っていた梨架が… 泣いてる。