ラブリー生活

 いつもの様に学校に登校して来た。
朝はいつもと変わりは無い。
私もいつものメンバーで楽しく喋っていた。
チャイムが鳴りみんな自分の席に戻る。
私たちは近いから喋り続ける。
担任の先生が教室に入ってきた。
ホームルームが始まりみんな静かになる。

 朝から変わらず平凡に過ごしていた。
そう思ったのも束の間。
事故は起きた。


 3時間目の体育の授業。
私の学校は男子と女子は別れて授業する。
女子はバレーボール、男子はマット運動だった。
私は運動が大の苦手。
授業が終わるまでがいつも長く感じた。
女子の方はいつもと変わらず授業を終えた。
教室へ戻り制服に着替える。
男子が戻ってきた。
でもいつもと違う。
なんかざわざわしていた。
隣の席の優斗に私は聞いてみた。
なんと直樹が体勢を崩し肩を強く床にぶつけたらしい。
女子も男子から聞いてざわつき始めた。
授業の時間になり先生が教室に入ってきた。
先生は何も無かった様に授業を進めていくがクラスのみんなは少しざわついていた。
私も周りの席の子と喋っていた。
直樹の事がすごく心配になってきた。


 授業が終わり担任の先生が教室に入って来た時に私がメンバーの代表で聞きに行った。
先生は笑顔だった。
でも目は笑っていなかった。
私はやばい事なんだと思った。
先生は私に静かに言った。
「今病院で診察中です」
私はみんなの元へ走った。
私は報告した。
みんな驚いていた。


 その後は私たちはあまり喋らなかった。
授業も耳に入ってこなかった。


部活もあったのだけど私は行く気になれず休んだ。
家に帰っても私は落ち着かなかった。
結局私はいつもより早く寝ることにした。