「…………(-.-;)。まあいい、ところで朝から日向ぼっこか?」

「まあそうですね。」

「いつもそこに居るよな?どうしてそこに居るんだ?」

「どうしてでしょうね。私にも分からないです。でも呼んでる気がして…。」

「へぇ~桜の木がか。真梨は木にも好かれたか(笑)」

原田は笑いながら部屋に戻っていった。

「……チッ…。相変わらず五月蝿い原田さんです。」

真梨は空を見上げた。

「本当に今日は変だと思う。」

真梨は目を瞑った。
その時、

《真梨…お聞きなさい。もうすぐ彼がこの時代に姿を現します。》