その祝いに宴をすることになったのだ。でもそれをいいことに裏では今日暗殺計画実行するため、芹沢に酒を大量に飲ませ暗殺するのだ。
あくまでも暗殺。だから刀で斬られたようにするのだ。酒を飲ますのは大量出血死に見せかけるため。
それにちょっとでも歴史通りに進ませるためでもあった。

「今頃は…楽しく騒いでいると思います。……さて私は準備をすることにします。」

真梨は沖田に言うと、正座し背筋を伸ばした。

「いや…準備するほどでもないと思います(笑)」

「う、うるさいですよ。心構えですよ。後は山崎さんが指示を出すだけです。」