「総司の言う通り、真梨可愛いよ?瞳…透き通っててその…き、綺麗だよ//」

平助は照れながら言った。

なんか平助可愛い…。

「あ、ありがとう。」

真梨は立ち上がり、手を鍵の上にそっと乗せ、目を瞑った。

風よ…吹け…お願い吹いて…。

真梨の周りから徐々に風が吹き始め、強くなってきた。

「お願い、もっと吹いて…。」

真梨は呟くともっと強い風が吹いた。
だが、コントロール仕切れず、凄い強い風が真梨を襲った。

「ん~…。あ!!うわっ!」

―ズシャー!―

真梨は吹っ飛ばされた。

「真梨!」

「真梨!大丈夫ですか!?」

沖田と藤堂は真梨に駆け寄った。

「痛い…。でも慣れた。大丈夫です。」
 
真梨は立ち上がり、また体勢を整えた。