この時代に来てから6ヶ月は経った日。朝から真梨は洗濯物を洗っていた。
それは何故かというと此処の女中になったからだ。

「朝から偉いね真梨は。手伝うよ。」

真梨に声をかけたのは平助だった。

「あ、平助!ありがとう。」

平助は真梨の隣で一緒に洗濯物を洗い始めた。
この6ヶ月間の間で真梨は随分話すようになった。そして、真梨の以外な素顔も最近は出すようになった。

「あ、居た♪真梨!」

沖田は真梨を見つけると土方を無理やり連れてきた。

「真梨聞いて下さいよ~。土方さんがまた俳句を…フフフ!アハハハ!」

沖田は話の途中で爆笑し始めた。

「土方さんがまた俳句を作ったってことですか。」

真梨は手を動かしながら言った。