「ぇ…と…初めてがいっぱいでした。誰かと一緒にご飯を食べたり…。今日は平助と茶屋に行きました。初めて団子を食べてとてもおいしかったです。あとは沖田さんと一緒に庭で月を見ながらお菓子を食べました。」

顔は無表情だが言葉が楽しかったと言ってるように真梨は話した。

「そうか。なら良かった。さあ早く寝たほうがいいぞ。朝が起きられなくなるからな。」

「はい。」

真梨は布団の中に入って横になった。

今日はいろんなことがあった。かれからもずっとこのままがいいと少し思う。
明日からも頑張ろう…。生きることを頑張ろう…。
平助の約束も果たしたい。
平助優しい。皆優しい。
守りたい。皆を守りたい。
だから私……歴史変えたい!
皆生きててほしいから。