どうしたんだ…俺。真梨の言うことは嘘かもしれねぇのに。だけど真梨は嘘をつかないってどこかで思ってる。

真梨を抱えて部屋に向かっていると、総司や近藤さん、平助等がいた。

「土方さん、意外と優しいところがあるんですね♪」

総司は嫌みを言い放した。
だけどそこは無視。

聞いてたんだな。

土方は思った。

「土方さん…この真梨っていう子、此処に住まわせるんですよね?」

平助は聞いた。

「あ、ああ…。」

「そうですか!仲良くなれたらいいのになぁ~♪」

平助はそれだけ言うと、自分の部屋に帰った。

「なんで機嫌がいいんだ?」

原田こと、左之助は言った。

「お友達になりたいとか思ってるのではないでしょうか?」

総司は言った。