「こ、ここに居ても…いいんですか?」

「ああ。」

居場所が…できた。

「さあ今日はもう遅い。まだ少し熱があるみたいだな。もう寝るぞ。」

土方は真梨を抱えて部屋に向かった。

人に触られるのがあんまり好きじゃない真梨が、何も抵抗しない。

「あ、ありがとうございます…。」

そう言うと真梨は泣き過ぎたのか、まだ熱があるせいなのか分からないけど、真梨は寝てしまった。