「寝かしておく。まだ覚めねぇと思うから。」

コイツは覚ましても、何もしないんじゃねぇか?
てか寝てる時まで包帯みたいなものをつけてる。
外してもいいんじゃねぇか?

土方は、沖田と夕餉を食べに部屋を出た。

「土方さん。」

「なんだ?」

「土方さんってどうして俳句を作るのが下手なんですか?」

「………。そんなことどうでもいいじゃねぇか!」

「ウフフフ~!アハハハ~!」

土方は沖田を追いかける。

沖田の不気味な笑い声は外まで響いていた…。

side~土方 *終わり*