あの少女が寝てから数時間後。もう夕餉の時間。

「土方さ~ん!暇です♪」

総司は部屋に入ってきた。

「病人が寝ているんだ。静かにしろ。」

「はいは―い♪その子…ぐっすり寝てますね。」

「そりゃそうだろ。俺が知っている限り、4日間はろくに寝てない。歩き回っていたんだ。」

「よく死にませんでしたね…土方さんはこの子のこと、どう思っていますか?」

どう思ってるって…人と関わるのが嫌い…なのかと思っている。

「さあな。」

「気づいてるくせに~。あ、もう夕餉ですよ?」

「それを先に言えよ!」

「アハハハ~!土方さん声がでかいですよ?(笑)」

「笑うな!ほら、行くぞ。」

「この子はどうするのですか?」