「昔、総司が幼い頃、眠れねぇ日があったんだよ。こうして頭を撫でたもんだ。眠れねぇ日は頭をなでて眠らしたんだ…。」

懐かしかったなあという顔をした土方。

知らない人なのに、なぜか安心する。どうしてかな?

さっきまで刀を突きつけて、殺すと言った土方さん。
でも体調のことを気づかって休めと言う。
本当は優しい人達なんじゃないかなと本当に思う。
沖田さんだって…近藤さんだって…此処の人達は皆優しい人…なのかな?

…なに考えているのよ。いつかは裏切られる…信じたら駄目。

そう思いながらも真梨は、眠りについた。