何分このやりとりをしているのか…。

「いい加減に休め!仕方がない…お前に選択肢をさせてやろう。山崎に見てもらうか、大人しく寝るかどちらかにしろ。」

うぅ…見てもらうのはちょっと…。山崎って観察方と医療をやっている人でしょ?それにあまり関わっちゃダメ…。
歴史が変わっちゃう。もう既に変わってるけど…仕方ない。

渋々真梨は布団の中に入った。

「安静にしとけよ。」

土方は布団に入ったことを確認し、机に向かって仕事をし始めた。

…優しい人達…かな?一ノ宮さんと一緒で心配性。
でも、あまり人に接してはダメ。
そんなことを考えてると、

「はぁ~…眠れねぇのか?」

土方は真梨の横に座った。

「………。」

真梨は目を逸らしていると、土方は真梨の頭を撫で始めた。

「!!!」