「言いかけで死ぬなよ…。気になるじゃんか………。」

真梨は優を抱き締めた。
まだ少し温もりをもった体。

「どうしてよ…。なんでこうなるの?なんで優が死ぬのよ…。おかしいじゃない………。う、うあ…あ……うぅ…。」

いつのまにか来ていた土方や斎藤達がずっとずっと真梨と亡骸の優をみていた。

「もっともっと一緒に居たかった!私を救ってくれたのは優やのに…なのに私は優を救えなかった!もっとありがとうってごめんなさいって言わなくちゃいけないのに…。」

真梨はいつまでも泣き続けた。