冬が終わり、春になった今、大きな事件がなく楽しくすごしている。

「アハハ~!春の草~五色までは覚えけり♪」

「白牡丹~月夜月夜に染めてほし♪」

「待てや!!!!」

「またリアル鬼ごっこしてる…。」

今日も俳句を叫んでいる真梨と沖田。そして鬼の形相で追い掛けている土方。それを眺めてる一ノ宮。
毎日毎日…これが当たり前になっている。しかも朝から。

「あ、斎藤さ~ん!」

土方に追い掛けられている途中、真梨は斎藤を見つけ駆け寄った。