「うん?なんかこうしたいなって思って。」

猫に嫉妬って…僕どんなけ真梨のこと想ってるんだよ。

「真梨…。」

名前を呼んだけど返事がない。

僕は真梨の顔を覗くと寝ていた。

「寝ちゃった…。」

沖田は真梨の頬に接吻した。

気付いたんだ。本当はもっと前からだけど。気付かないふりをしてたんだ。
だけど僕は真梨が好きなんだ。もう、抑えきれない。
真梨をどうにか僕に好かせる方法を考えておかないとね。

沖田は少し笑うと、真梨をお姫様抱っこをし、後ろにいる猫と一緒に自分の部屋に向かった。