「総司…眠れないんですか?」
真梨が立っていた。
「うん。真梨も?」
「うん…。ちょっとの間隣にいていい?」
真梨はそう言うと沖田の隣に座った。
「最近身体の調子はどう?」
真梨が心配そうに言った。真梨のお陰で大丈夫だよっと言うと真梨はホッとした顔をして僕に微笑んだ。
真梨のひとつひとつの行動が、顔の表情が、全てが僕をドキドキさせるんだ。
何時からだろうか。真梨といて楽しいと思ったのは。
真梨に触れたくて、声が聞きたくて、僕の名前を呼んで欲しくて……。
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