「こんな冬に近い時期に勝手に咲くわけ無いし…。真梨花と真梨はこんなことしないし…。」

「優もしないし。」

『一体誰が…。』

2人は頭を抱え込んだ。
真梨はふと桜の木に触れようとした瞬間、火の玉が何処からか飛んできて真梨に目掛けてきた。

「真梨!」

真梨は間一髪水を操ったお蔭でよけれた。

「誰だ!」

真梨は低い声で叫んだ。
すると桜の木の後ろから男の人2人出てきた。

「俺は時間を操る時弥。」

「そして僕は炎を操る累。」