「もしかして?」 土方は聞くと、 「他の人間ではないものが何処かにいると思う…。」 真梨を狙った神がこの時代にいるってことか…。 「取り敢えず…皆帰るぞ。」 俺は真梨を背中におぶった。 「もう3日も経っているといるのにまだ覚めないのか…。」 「もうすぐ目を覚ましますよ。私達がうろたえてもしかたないです。もう少し待ってみましょう…。」 「………。」 山南は自分の部屋へ戻った。 「……。はぁ……ちょっと縁側にでも行くとするか……。」