真梨が倒れてから3日が経った。

「土方さん?」

土方の部屋にいた山南はボケーッとしている土方に声をかけた。

「あ…。」

俺はまた知らないうちに…。



――3日前――

「土方さん!真梨の様子がおかしいです!」

真梨が?

「わかった。総司を運んだら」
「真梨!?」

外から藤堂の声が聞こえた。
土方は急いで沖田と一緒に池田屋からでると人が群がっていた。

「どうしたんだ?」

土方は沖田を下ろし、近くにいた隊士に聞いた。