悲鳴が聞こえなくなったかと思ったら今度は慌ただしくなった。

「行くよ…優。」

「了解…。」

2人は近藤さんの部屋に行った。一声かけ中に入ると、険しい雰囲気が漂っていた。

「土方さん?今夜は忙しくなりますよね?」

「ああ…。だが見当がつかない。」

まだ決まってないのか…。

「はぁ…歴史通りか(ボソ)。
……桝屋の喜右衛門…本名は古高俊太郎。…京に火を放ち、松平容保を襲撃したうえ、三条実美を京に呼び戻し、尊王攘夷派の勢力を回復する………て本に書いてあったとおもう。」