「おはよー」


後ろから誰かの声がした


「整った顔...」


思わず口に出してしまった


誰が見ても
かっこいいといいそうな
顔だった

「え?君、名前なに?」


「長澤 夢」


「俺、若林 翔平。よろしくな」


あたしが
よろしくという暇もなく
若林翔平の周りに女が群がった


沙梨が言ってたのはこいつか


沙梨を見てみると

若林翔平ともう仲良くなっていた