近くにいってみたんだ。
かいわが聞こえた。

「私、前から裕司くんの事好きだった…。私と
付き合って下さい!」

あ~。いっちゃったよ…
どうしよう……
菜々子ちゃんの声も…

「裕司くん。由香の事好きじゃないの?この学年で一番かわいいじゃん。ふったらおまえありえないから。」

はぁ?なんだこいつ。
あれ?裕司くんがしゃべってる…

「あ…うん。えっ…。」

優柔不断なやつだ…

「ピー。もとの場所に集合してください!」

先生からの合図だ。なんか早かったなぁ。
でも楽しかった!
いまも先生が指示をだしてる。
「バスに乗って~!」

みんなバスにのりこむ。

奈美には、報告した。
「なんか、さっき由香ちゃんが裕司くんにこくってた。
OKはしないで、曖昧な返事してた。」

「由香ちゃんに聞いてくる♪」

でも、明かに由香ちゃんからは花咲いたようにオーラがだだよっていた… 」

「里奈~。」
「何て言ってた?」
「OKされたって。」

うちは、思い切りショックを受けた。