私は、しばらくの間 その場から動けなかった。 今まで『恋愛』なんかに 浮かれてた 自分への恥ずかしさと 彼に対する想いのかけらが、 私を心の奥底に 突き落とした。 私の心情は、 『悲しい』というより、 『空しい』だった。 でも、いつまでもそこに 立ってる訳にもいかず、 ゆっくり 1歩、2歩と 歩きだした。