私は、しばらくの間
その場から動けなかった。

今まで『恋愛』なんかに
浮かれてた
自分への恥ずかしさと
彼に対する想いのかけらが、

私を心の奥底に
突き落とした。


私の心情は、
『悲しい』というより、
『空しい』だった。


でも、いつまでもそこに
立ってる訳にもいかず、
ゆっくり 1歩、2歩と
歩きだした。