―――時は高1の夏。



眩しい日差しと共に、
暑さが身体にじんわりと
押し付ける。


華音「あっいなぁ……。」

私は、大平華音(おおひら・かのん)。

ずっと
憧れだった超有名高に入学して、早半年。

学校生活にも大分慣れ、
楽しい日々を過ごしていた。


…しかし。


この学校には、はんぱなく
大人気な男子が存在した。