「・・・草木麗華って人からですよね・・・」


「えっ!知ってるんですか!?」


ダンッ!!


「知ってるも何も・・・有名じゃね?」


「えっ・・・?」


彼の目がキリッっとかわった。


そしてメガネも外した


ドキッ!


一瞬体が飛び跳ねるようにドキッとした。


「草木財閥の奴だろ?もっとも有名じゃねーか」


あ、当り前じゃない!当然草木財閥を知らない人なんていないわよ!


「・・・んっ」


・・・!なになに!?何が起こってるの!?


唇に暖かい物を感じた。


「・・・口開けろよ」


はぁ―――――!?!?


おもわず言われたことに従ってしまった。


「・・・んっ・・・」


その時。


胸に手が当たった


「きゃあ・・・!」


「誰もいないから、ここでヤろうぜ?」


「えっ!?」


何が!“誰もいないからここでヤろうぜ?”なのよ!