あのイケメン君が麗華を殺そうと狙っていたなんて・・・


あたしが麗華を守り切れなかったせい・・・だよね


あたしはどうしようもなく自分の部屋に戻り


ベットに寝っ転がりぼぉ――っと考えていた


その時


コンコン


「・・・!は、はい。どなたですか?」


「あ、俺です。小井出勇太って言います」


「はい・・・どうぞ、あがってください」


「・・・失礼します」


ど、ど、ど、どうしよう――――!?


さっきの殺人犯の人だよ!?


どう接すればいいのよ――――!


~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~


メールが届いた。


from 麗華
―――――――――――――
よっ!
さっきの人といい感じにしてる?
萌香可愛いから
さっきの人を
彼氏にするかもよ~?


ほよ~!?


ぜ、ぜったいになるわけないし。


誰があんな殺人犯の人を彼氏にするもんですか!


頭を横にブンブンとやった。


「あの、さっきからなにやってんですか?」


「へっ!?いや、友達からメールが来て・・・」