おい書き手、下ネタしか思いつかないのか。 恥を知れ。 こんな場面を思いついた書き手に、私は心底意気消沈した。 それはそうと、ジローと目があった時の気まずさ。 トイレの前でぜえぜえ息を切らす私の前を、不思議そうにしながら学生たちは通り過ぎていく。 貧血と間違えるくらい血の気の失せた私は、そのままふらついた足取りで教室へ向かった。 さすがの私も今回ばかりは、何もなかったかのようにはふるまえるわけがない。私にとってもジローにとっても、とんでもない災難である。