「そそれはさすがに・・・先生、それよりお水でも飲んだ方がいいんじゃ・・・」 さりげなく拒絶するが、酔った中年に私のような女がかなうわけもなく。 「春川さん雇ったの俺なんだよ。履歴書見てすぐに同じ職場に採用したんだからぁ」 「そうなんですか!それはありがとうございます~」 能天気な私は、先生の恩義に感謝したのだが。 やはり中年は恐ろしかった。 「ね、恩があるならさぁ・・・チューしてくれるよね」 こうして弱味につけこんできたのだ。