今日の授業も、あっけないくらい早く終わってしまう。 日付は3月14日。 授業を終えた私は、一人教室にたたずんでため息をついていた。 『やっぱり、駄目だったかな』 ホワイトデーの今日、とりあえず軽めの期待で先生に会った私だが、結局なんの反応も得れずじまいに終わってしまった。 『別に両想いになれる恋じゃないんだから・・・それに、来週もまた会えるし!』 次こそもっといっぱい話をしよう。 そう思い直した私は、ニッと口角を上げた。