「ぬぅはッ!」 背後から迫って来るであろう先生の足音は、どこで聞いても男らしくて仕方ないのだ。 そう、先生の足音があまりにも素敵だから、私が奇声をあげても仕方ないのだ。 ・・・言い訳にならない言い訳を言ったあとで、私はそろりと歩行速度を緩める。 ゆっくりじっくり、少しでも先生の足音と一緒にいたいのだ。 その麗しい音の響きに、うっとりしていたいのだ。