その2。シチュエーションを細かく想像してみよう。 とりあえず場所は・・・ここの予備校の暗室にでもしておくことにしよう。 「暗室・・・!?」 それを想像しただけで、背中が熱くなる。 思わず顔が熱くなりすぎて、とっさで手で覆う。私はどうしようもない変な奴なのだ。 ひとつひとつのシチュエーションにときめくことだって忘れない私。恋する乙女は誰だってこんな感じだろう。 もちろんこれは、ただの作り話である。