「えーい先生ー!」 大胆にも私は、出来上がった加藤先生もどきの型紙にハゲシク抱きついた。 それでも形が崩れないように、細心の注意を払う。やっぱり私は奇人であり、小心者なのだ。 「好きですー先生ー」 私は抱きついたまま目を閉じると、呪文のように愛の言葉を呟く。 だたの紙切れなのに本当に加藤先生がそばにいるようで嬉しく感じるから、恋は魅力的であり不気味なのだ。 そうして今日も私のひきこもりライフは過ぎてゆくのだ。