「おーほほほほ!ほっほっほ」
「!」
加藤先生を前にしているとは思えない私の奇声。これではどこからどう見ても変質者丸出しである。
当然先生二人は、宇宙人を見るような遠い目をして黙っている。
お構いなしの奇人ぶりを遠慮なく披露した私。メジャーを持つその手は先生の髪のてっぺんでようやく止まった。
「178センチですか。意外と高いんですねえ」
「ちょっとちょっとちょっと、君イキナリ何してるの」
奇人ぶりを披露した直後にのうのうと言った私に、片方の先生がとうとう口をはさむ。
だが恋する乙女は、誰に何を言われても負けないのだ。
知らん顔した私は、そっと加藤先生の方を見た。思った通り引きつった顔で何か言いたそうである。
こういうところは恋心優先なずるい私は、あえて先生の目を見てにやっと笑って見せた。
「これで終わりじゃありませんからねえ」
「おいおいおい・・・」
先生はどうしていいのかわからないようで、そのままあんぐりと口を開けて私を見ていた。
こんな発言まですべて、変人丸出しである。
