そんな無関心だった加藤先生になぜ私が恋をしたのか。 ある日の授業のこと。私は地下にある部屋に用があり、授業が始まる前に階段を降りようとした。 その時だった。 リュックの中の荷物の重さにバランスを崩した私の足元は、大きく揺らいで行く。 「・・・・・!!」 そのまま私は、階段を転げ落ちたかと思って目をつぶった。