「・・・本当に何でもいいのかい?」
「ええ」
「・・そうか」
すると深くうつむいた老人。
どうしたのだろう、とアンリがうつむくと。
「ならば、代わりに・・・おまえの命をいただこう」
ヒュッ!
「きゃあっ!?」
「アンリ!?どうしたの!?」
走ってきた母は娘の首にナイフが突きつけられているのを見て青くなる。
視線は老人へとそそがれ、その眼はひどく血走っていた。
「余り軽々しく「なんでも」などと口にしない事だな、お嬢さん・・・」
「・・な、んで・・・おじいさん・・・」
「サンシェットではこんなこと日常茶飯事・・。
君のような旅人は格好のエサなんだよ」
「・・っう・・・」
「なんでも、といったんだ。
リンゴと引き換えるには少々高くついてしまうが、すぐに楽にしてやるさ・・・」
「やっ・・・!お母様!!」
「アンリ!!」
ヒュッ・・・・!
パキィーン・・・・!!!!
「ええ」
「・・そうか」
すると深くうつむいた老人。
どうしたのだろう、とアンリがうつむくと。
「ならば、代わりに・・・おまえの命をいただこう」
ヒュッ!
「きゃあっ!?」
「アンリ!?どうしたの!?」
走ってきた母は娘の首にナイフが突きつけられているのを見て青くなる。
視線は老人へとそそがれ、その眼はひどく血走っていた。
「余り軽々しく「なんでも」などと口にしない事だな、お嬢さん・・・」
「・・な、んで・・・おじいさん・・・」
「サンシェットではこんなこと日常茶飯事・・。
君のような旅人は格好のエサなんだよ」
「・・っう・・・」
「なんでも、といったんだ。
リンゴと引き換えるには少々高くついてしまうが、すぐに楽にしてやるさ・・・」
「やっ・・・!お母様!!」
「アンリ!!」
ヒュッ・・・・!
パキィーン・・・・!!!!


