NO彼少女と恋する方法

私は気を取り直して、佐倉くんを誘った。


だが、佐倉くんから返ってきたのは、私が想像もしないような言葉だった。



「ねえ、思ったんだけど……人に気を遣って楽しい? 僕だったら嫌だな。ペコペコして、バカみたいだもん」



その言葉を聞いた私は、さすがにキレた。



「さっきから、何? まだ、会って1時間くらいでそこまで言われる筋合いない! そんなにバカが嫌いなら、他の子に案内してもらって」


私は教室の戸を勢いよく開け、その場を立ち去る。

みんなは戸を閉めた音の驚きのあまり、出ていった教室には妙な静けさに包まれていた。


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